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星の謡/Kalafina
奇麗な空が見えた
月の無い夜だった
闇が光を帯びたように見えた

その星はまだ白く
今すぐ届きそうで
手を伸ばしたら
冬の風が吹いた

僕等が行くその場所はきっと嵐になるんだろう
誰もが望もの
欲しがって進む限り

夢の大地に立って
君の瞳に会って
僕等は何を奪い
何を探しに行くんだろう
折りはそこにあって
ただ君の手を取って
轟く未来 草の海
天を統(す)べる日まで

[akesti ola
atesti mortia mia
sola mia]

君は奇麗な声で
空の嘆きを謡う
僕は光の粒さえ蹴散らして

それでも二人だけに
見えるものがあるなら
空が落とす雫を受け止めて

きっと明日はもう少し
高く遠く飛べるだろう
夢よ遊べ今は
幻が君の真実

憧れだけがあって
その声が呼ぶ方へ
僕等は誰に出会い
何を失くしてなくんだろう
賭けるものも無くて
ただ君の手を取って
響けよ未来 星のうた
空を手に入れたい
夢の謡(うたい)

遠い空に灯火は光る
君の会図で夜明けが始まる

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